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ChIP キット選択ガイド
アクティブ・モティフでは、少量のサンプルやFFPEサンプルなど、サンプルの種類や、標的の種類によって各種キットをご用意しています。以下の表などを参考にして、最適なキットをお選びください。製品の詳細は、製品名をクリックすることで詳細な情報をご覧いただけます。PDF形式の表は、ダウンロードすることも可能です。
サンプルの種類は?
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培養細胞
* 酵素処理による断片化は、原理的に偏りが生じます。可能であれば、超音波処理法をおすすめします。
凍結/FFPE組織、PBMCs
オープンクロマチン解析
ゲノムワイドのオープンクロマチン解析
少量サンプル
サンプルの種類やターゲットに関して
細胞数が少ないときは?
Low Cell ChIP Kitは、ソーティングやマルチオミクス解析などで解析に使える細胞が少ない条件で、転写因子のChIP解析を実施する場合におすすめです。一方、ヒストン修飾の解析の場合、CUT&Tag-IT™ Assay Kitなら、5000個程度の少ない細胞でも、次世代シーケンス用のライブラリーを簡単なステップで調製できます。
発現量が少ない転写因子などの場合は?
ChIP-IT® High Sensitivity Kitは、発現量が低い転写因子の解析などに適しています。
簡単(1日でできる)なChIPキットは?
ChIP-IT® Expressは、最適化したprotocolにより、ChIPの実験を1日で完了することが可能です。
解析したい標的に対して良い抗体がない場合は?
良い抗体がない場合には、Tag-ChIP-IT®がおすすめです。解析したい標的に対して、C末端側にアクティブ・モティフ独自のAM-タグを付けて細胞に発現させるベクターと、AM-タグに対する抗体を使います。従来のタグに比べてホルマリン固定化したあとでも抗原性が保たれ、効率よく免疫沈降が可能です。
ホルマリン固定パラフィン包埋した(FFPE)サンプルの解析は?
The ChIP-IT™ FFPE II Kitがおすすめです。少量、抽出困難なサンプルなど、FFPEサンプルに応じたクロマチン調製キットと合わせてご利用ください。
抹消血単核細胞(PBMC)の解析は?
The ChIP-IT® PBMC Kitは、PBMCに最適化したバッファーから構成されており、高品質のChIPデータが得られるように設計されています。